闇金業者が家族の連絡先を聞いてくる

闇金業者を利用する人の多くは家族に知られることなくまとまったお金を必要としています。
そのため業者から家族の連絡先を聞かれると教えたくないというのが本音です。

しかし業者の中には連絡先を教えないなら今すぐお金を返せといった脅しをしてくることもあります。
なぜ闇金業者は家族の連絡先を聞いてくるのでしょう。

闇金業者が家族の連絡先を聞いてくる理由

闇金業者は融資をする際に本人の連絡先以外にも緊急連絡先として家族の連絡先を聞いてくることが多いです。
緊急連絡先は闇金業者にとっては担保となります。

担保というのは債務者と連絡が取れなくなったりお金が支払えなくなったりしたときのための保証となるものです。
そのため融資のための条件として多くの闇金業者は緊急連絡先をていじすることを求めてきます。

緊急連絡先は基本的に何でもいいのですが多くの業者が要求するのが家族の連絡先です。
家族に連絡するという脅し材料として利用しやすいこと、債務者が家族に被害が及ばないようにしようと考えることが理由としてあります。

支払いができないと緊急連絡先にすぐに連絡される

債務者本人の支払いが滞ると闇金はすぐに緊急連絡先に対して取り立てを行います。
この取り立ては本人に対しての取り立てと特に違いはありません。

取り立ての方法は様々ですが最初に行われるのが鬼電です。
一日に何度も連絡をしていきます。
ひどい場合には30分から1時間にわたって電話を鳴らし続け日常生活に支障をきたすほど悪質です。

他にもピザなどのデリバリーを大量に送り付けるケースもあります。
悪質なものになると警察や消防に連絡をして呼びつけるというのも良くある手法です。
最近ではスマホを利用して貸し付け前に顧客の恥ずかしい写真を入手しておきそれを利用して脅すというケースも出てきています。

借りていなくても危険なことがある

闇金に融資の申し込みをしたものの結局借りることをやめるという人も中にはいます。
こういった場合でも闇金はキャンセル料を請求してくることもあり、もちろんこの取り立てもかなりしつこいです。

連絡先として自分だけでなく家族の連絡先を書いてしまっている場合には家族にも連絡をされるようになります。
支払う必要のないお金なので無視をしていれば連絡が来なくなることも多いです。
しかし連絡先を教えていることで名簿屋に売られたり他の闇金業者に転売をされたりするようなこともあります。

中には口座番号を書いてしまっているケースもあり、その場合には押し貸しなどのトラブルに巻き込まれる可能性もあり危険です。
家族の連絡先を教えるのは慎重になるべきですし闇金は利用しないことが賢明といえます。

Tags:
About Author: 悪徳業者対策ラボ.net