どんどんと進化をするインターネット関連詐欺

インターネット関連の詐欺はどんどんと増えています。
新しい手口の詐欺が常に出てくるのでたくさん警戒をしておかないといつでも誰もが被害者になる可能性があり危険です。

新しい詐欺の種類が出てきたらこまめにチェックして詐欺の手口を確認しておきましょう。
そうすると自分が詐欺に巻き込まれそうになってもすぐに気づくことができます。
新しいインターネット詐欺としてビジネスメール詐欺というものがあり、これも注意が必要とされている詐欺の一つです。

ビジネスメール詐欺とは

ビジネスメール詐欺というのは企業の従業員をだまして行われる詐欺です。
仕事上でのやり取りのように見せかけることによって、企業の情報をだましとっていきます。
詐欺師は企業から得た情報を使ってさらにいろいろな人たちをだます行動をとることが一般的です。

標的となる人をだますためには取引先の担当者や同じ会社の上司や弁護士事務所の担当者といった人たちの名前を名乗ってなりすましメールを送ります。
送金の指示をしたり、企業の大切な情報を奪ったりして、お金や情報を盗み取るという手口です。

ビジネスメール詐欺はとても巧妙な詐欺

詐欺の手口だけを聞くと、どうして騙されるのだろうと疑問に感じるものです。
いつもやり取りをしている上司とは別人と感じないのか、送金依頼を不思議に感じないのか、といった疑問はどうしても出てきます。
しかし、実際の詐欺の手口はとても巧妙で多くの人はメールのやり取りをしていても見破れないことがほとんどです。

ビジネスメール詐欺はシンプルな手口ですが、とても大きな被害額が出るという特徴があります。
そのため企業としてはしっかりと対策をしておき、やり取りの途中でビジネスメール詐欺ではないかと疑う姿勢を持つことも大切です。

ビジネスメール詐欺に遭わないために気をつけること

どうしても日々のやり取りで慣れてしまっていると送信元のメールアドレスまで確認せずに相手を認識してやり取りをしてしまうことがあります。
ビジネスメール詐欺の場合にはメールアドレスもとても細かく作られており、一目では見破られないことも多いです。
できれば毎回メールアドレスが本物であるかの確認をすることが望ましいですが、忙しくてなかなか確認ができない場合には怪しいと感じたらすぐに確認するようにしましょう。

また、やり取りをしていて送金のような話が出てきたら必ず他の人にもその旨を相談するようにします。
他の人の目が入ることで詐欺だと気づける可能性が高まります。
経理担当者や上司など他の人にも気になる部分を伝え一緒にメールの内容や送金先の情報など確認してもらいましょう。

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