数年前からオレオレ詐欺に関しては、テレビやその他メディアでも放送するようになり、多くの人々が現在では気をつけるようになりました。
そもそもオレオレ詐欺というのは息子などを名乗りお年寄りなどからお金を騙し取るといった方法になります。
ある日突然自宅に電話かかってきて、オレオレと電話の向こうで男性の話をするため、特にご年配の方の場合には、自分のお孫さんだと勘違いしてしまい、どうしたの?とそのまま話を信用してしまうようなことがあります。

その結果、交通事故を起こしてしまいすぐにでもお金が必要だという嘘をついたり、その他にも自分自身が怪我をしてしまい病院でお金が必要になったなんていう嘘をついてお金を振り込ませるといった手口になります。
今でこそオレオレ詐欺で騙される人は少なくなりましたが、オレオレ詐欺が普及し始めた当初というのは騙されてしまう人が非常に多く、実際にたくさんの悪質業者が大儲けをしたことも知られています。

振り込む前に確認する

オレオレ詐欺に関しては近年の被害は少なくなってきていますが、それでも日頃からあまりテレビを見ることがないお年寄りなどの場合には、オレオレ詐欺の電話がかかってくれば信用してしまい、お金を振り込んでしまうことになります。
そのためご家族にお年寄りがいるご家庭の場合には必ずご家族内でオレオレ詐欺については話し合い、騙されてしまうことがないように、どのような手口で行われているのかについても詳しく説明しておくようにしましょう。

また万が一自分自身が自宅にいる際に、オレオレ詐欺の電話かかってきた場合にはどんなに信憑性の高い内容であっても必ず本人に電話連絡をして確認した上でお金を振り込むようにしてください。
本人に確認をせずお金を振り込んでしまうと、それがオレオレ詐欺だったなんていうことにもなりかねません。
万が一、後になってオレオレ詐欺だったということが分かっても、振り込んだお金は却ってこないので、こうした部分には本当に注意が必要となります。

口座は全くの別人のことが多い

オレオレ詐欺の被害に遭ってしまい、お金を振り込んでしまったからといって自分が振り込んだ先の口座状況から首謀者を特定し、何とかお金を返してもらおうと思ったところでオレオレ詐欺に使用されている口座というのは、首謀者やその他悪質業者が実際に所持している口座ではなく使っていない口座などを全く関係のない人から買い取ったものであることがほとんどです。
そのため振り込んだ口座などを覚えていても正直なところ、何の役にも立たず、実際にお金が返ってこなかったという人は本当にたくさんいます。

お金を振り込んでからでは遅いので、このような被害に遭ってしまう前の段階で必ず確認するのはもちろん、あまりにも金額が大きいようであればご家族に相談するなどといった方法で被害を食い止めていくようにしましょう。

Tags: