キャッシュカードでの詐欺が増加

私たちの生活の中で最近でキャッシュカードは必需品です。
多くの人が手軽にお金を引き出したり送ったりできると通帳ではなくカードを使って行います。
また、手間もかからないですし、待ち時間も短いですし、なおかつ窓口の相手いない時間でも使えるので、今ではATMでキャッシュカードを使ってお金を引き出すのが一般的です。

しかし、キャッシュカードが便利な反面、最近ではキャッシュカードを用いた様々な詐欺も横行しています。
偽造キャッシュカードの被害も出ていますし、無断で個人情報が抜き取られたというような事件も起きているのです。
そこで、ここでは増えているキャッシュカード詐欺の手口と対策とを紹介していきます。

スキミングの原理

キャッシュカード詐欺の典型として出てくるのがスキミングというものがあります。
スキミングというのはカード情報を読み取るスキマーという機械を用いてカード情報を抜き取って偽造カードを作る行為のことです。

スキマーはとても小型でどこにでも仕掛けることができる装置です。
そのため、スキマーを所持した詐欺師が銀行員に扮してキャッシュカードをスキミングしたり、大胆な手口としてはATMにスキマーを取り付けて利用者に誤ってスキマーにカードを入れるように誘導したりして情報を不正に引き出しています。

怖いのはこのスキマーという機械は決して高いものではないことです。
数千円を出せば購入できて、キャッシュカードだけでなくクレジットカードもスキミングできるので、様々な詐欺に利用ができます。
そのため、最近ではショップ店員がスキマーをこっそり忍ばせておき、会計でカードを切るついでにスキマーで情報をスキミングしたという事件も起きています。

スキミング詐欺に合わないためには

スキミングにあった場合、個人情報はすぐに奪われますが、カードはすぐに利用ができません。
これは暗証番号がわからないためです。

そこで、スキミングされたカードが悪用されないためには暗証番号の設定が重要と言われています。
8888のように同じ数字の4桁であったり、誕生日であったりといったものは特定されやすく被害に遭いやすいものです。
特定されにくい番号に設定したり、こまめに番号を変えたりすることが重要となります。

また、最近の手口の一つとして、ATM付近にカメラを設置して暗証番号を入力する様子から番号を特定するという手口もあります。
入力の際に手の動きを隠して盗撮を防止することも重要です。

もう一つ、カードの利用明細や通帳の残高はこまめに確認することが重要です。
被害者が被害に気づかない限り、詐欺が発覚しません。
そこで、こまめに利用明細や残高を確認してみに覚えのないお金の動きを確認します。
もしも不正利用があると気づけばすぐにカード会社や金融機関に伝えて利用できない状態にしましょう。

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