東京電力を装ってやってくる悪質業者

単身で暮らしている学生さんなどは、ガス、水道、電気などの点検などといわれて業者をあがらせてしまい、詐欺、窃盗、悪質でしつこい勧誘にあったという被害が多いようです。
ガスの点検や東京電力のものですといわれるとついつい安心してしまいますし、こうした点検が必要なのかな?と信用してしまうのも無理はありません。

東京電力を装ってやってくる悪質業者は、東京電力また関係会社、子会社などと名乗ってきます。
きちんと偽の名札なども作ってくるので信じてしまう方が多いようです。

漏電の調査に来ました、電気設備からの火災が多いので点検に来ましたなどといい訪問し、それによって多額の調査費用を請求、また自宅に上がり込みすきをみて金品などを窃盗するという被害が多くなっているのです。

近頃多くなっている「安くなる」という詐欺

東京電力や関係している会社、子会社と名乗って電気料金が安くなるシステムへの変更が必要なので、その変更をお願いしたいとか、検針票を用意してほしいなどいかにも東電関係者を装い電話をかけてきます。

こうした電話によって後にリフォーム工事を強要して来たり、個人情報を聞きだすという事も少なくありません。
こうした電話によってキャッシュカードの暗証番号などを聞くことは絶対にありませんので、安易に口にしないようにすべきです。

表犯行手口としてどのようなものがあるのか

主な犯行手口を知っておけば、これはおかしいぞと思うこともできるので理解しておくことも重要でしょう。

ブレーカーの調査と偽って上がり込みすきをみて金品を盗む、漏電調査などの名目で器具の修理、取替を行って多額の請求をする、電気の検針票を利用して電気料金を支払う様にいってくる、調査費用等を個人口座に振り込ませる、アンケートといって話をしておき、その後、高額なリフォーム工事を強要してくるなどの手口があります。

また最近は関東以外営業していく個人向けのものとして株式を販売するので投資資金を・・と、お金をだまし取る被害も出ています。

実際に起った事例、オール電化を使い巧みな詐欺行為が行われる

オール電化にすると費用が安くなるという事を知らせて、電気給湯機などを通常よりもずっと高い金額で契約させるという詐欺が起っています。
また太陽光発電システムを導入される場合に、光熱費、補助金等について全く違う虚偽の説明で勧誘するという事もあるようです。

東電と名乗って不審な電話がかかってくるという事もかなり多くなっていますので、おかしい・・と思う場合には、料金等を支払う前に、東電まで連絡しましょう。
また東電から電話が来る場合には、「会社名、所属先、氏名」を伝え、その電話で料金が発生したり、発生するようなことが起る事はありません。

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