自宅の水道などを含め、水周りというのは日頃からチェックをするものではなく、調子がおかしいと思って初めて故障に気がついたりするものです。
また湯沸かし器などの場合には、凍結に気がつくようなことは少なく、冬場になってもある程度は使用することができるので、なるべく故障が起きていたりしても気がつくことは少ないといえるでしょう。
そのため水周りのものに関しては基本的に何か支障が出てから初めて修理を行ったり新しいものに交換するというご家庭がほとんどなのですが、こういった部分につけいって訪問販売を行っている悪質な業者がいるので注意が必要です。

売りつけ業者には注意

水道屋を名乗った悪質業者の一例を紹介しましょう。
「外の水道管などを拝見させてください」、と訪れ、実際には水道管を大して見てもいないのに、「少々の水漏れがあるので、このままだと水漏れそのものがひどくなるため、早急に直した方が良い」、などと言って修理を強要してくることがあります。
一般業者ではあり得ない金額を請求してくることがほとんどなので、怪しい場合には警察などに連絡しても良いでしょう。

また上記したように沸かし器などに関しても古くなっていて内部が高温になり、火事などの懸念があるため、新しいものに交換した方が良いと高い商品を売りつけてくるようなことがあります。
水が使えなくなったりお湯が使えなくなったりするのはどのご家庭でも困りますので、正しい知識を持っていない主婦の方などの場合には、お金を支払ってしまうことも少なくありません。
このような業者が訪問販売を行ってきたり、水漏れによる修理などを行っていても適切な修理などを行うことは少なく、上記したように、実際には漏れていないところでも壊れていると修理に見せかけることがありますので、その場でお金を支払ったりすることがないように気をつけましょう。

職員を装う場合もある

水道屋を名乗った訪問販売の場合、水道局員を演じているケースもあります。
そのため検針表に見せかけて用紙を持って料金の支払いを請求してくることがあるため、その場で信用してしまい、お金を支払ってしまうという人もいるようです。
このようなケースでは、見極めが非常に難しくお金を支払ってしまう気持ちも出てくるのですが、本当に水道局の局員であれば必ず名札を下げていてしっかりと身分を証明することができる書類等も持っていますので確認した方が良いでしょう。

それっぽい格好をした業者などが検診表を持ってきてもその場でお金を支払うことはせず、水道局長に確認した方が良いです。
基本的に水道の検針料金というのは直接家に請求に来ることはなく、請求書が届いている銀行口座から引き落としになっていますのでその場でお金を支払ってしまうことがないように気をつけなくてはなりません。

どうしても水道に関しての事はその場で信用してしまうといったここでも多くなっており、悪質業者の手口にはまってしまうケースもあります。
特に故障問題や新しいものへの交換を勧められたなどといった場合には突然訪れた訪問販売業者を信用するよりも地域密着型で水道工事や修理などを行っている業者に連絡して一度確認してもらうと良いでしょう。

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