訪問販売でのトラブルに巻き込まれたら

訪問販売は直接販売員が来て契約をするのでトラブルが無いように思われがちです。
しかし、実際にはそのようなことはなく、様々なトラブルに巻き込まれることがあります。
安心して話を聞いて契約をしても後からお金を払ったのに商品が届かなかったり作業をしてもらえなかったりするということは毎年起こっており、高齢者だけでなく若者も巻き込まれる詐欺です。

訪問販売での詐欺は最近ではインターネット通信や太陽光パネルの取り付けといったもので増えています。
お得なキャンペーンが提案されたり、格安での工事が約束されたりするのですが、実際には手付金を払ったりローンを組んだりした後音信不通になるというケースがほとんどです。
もしも、こういった訪問販売でのトラブルに巻き込まれたらどうすればいいのでしょう。

訪問販売でのトラブルは訪問販売ホットラインに相談をする

訪問販売でのトラブルに巻き込まれたら訪問販売ホットラインというところに相談をすることができます。
日本訪問販売協会が運営をしている団体で、フリーダイヤルで相談を受けてもらえるので安心して相談ができる機関です。

ただ、電話をしたらすべてを必ず解決してもらえるとは限りません。
内容によっては深刻でありもっと本格的な相談機関に話を聞いてもらう必要が出てくることもあります。
そう言った時には訪問販売ホットラインから、裁判外紛争処理機構への案内をしてもらうことができるのでそこに相談をすることが必要です。

日本訪問販売協会と語る詐欺に注意

詐欺というのは常に新しい手法が生み出されており、様々な方向にアンテナを張って対策をする必要があります。
この日本訪問販売協会を名乗って行われる詐欺も横行しており注意が必要です。

詐欺の方法としては訪問販売協会のスタッフという人から連絡が入り、訪問販売でのトラブルに巻き込まれていないか、協会がトラブルを解決して契約金を取り返すことができる、といった話をしてきます。
やり取りをしている中で場合によっては協会員が相談を受けるために自宅に来るといった話になることもあります。

これはあくまでも詐欺の手法であり、日本訪問販売協会はこういったことをしていません。
協会に相談をしてきていない人たちに対して日本訪問販売協会が自発的に電話をしてくるようなことはないので、このような電話がかかってきたら詐欺だと疑うようにしましょう。

もしも、現実的に感じるような話があったとしても、その場ですぐに業務の依頼をしたり、相談をしたりするのではなく、連絡先を聞いて改めてかけなおしたい旨を伝えるようにしましょう。
ワンクッション置くことでれいせいになることができ、詐欺に巻き込まれることを避けられます。

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