ネットバンキングが詐欺グループに狙われている

時間も場所も左右されることなく利用できるネットバンキングは、銀行に行くこともなく入金、出金ができるので多くの方が便利に利用されています。

ネットバンキングを利用している方はよく画面上に偽の画面に気を付けてください、また不審な画面をご覧になったら入力等行わない様にという注意喚起の言葉を見ることが多いと思います。

ネットバンキングを悪用しネットバンキングを利用した詐欺が今横行しているため、こうした注意喚起の文章が流れるのです。

被害額はかなり深刻、被害にあっている人は多い

平成27年度の上半期インターネットバンキングに係る不正送金事犯についての警察庁報告書をみると、平成27年上半期だけでも、被害額は15億円以上と相当な被害額になっています。

2012年くらいからこうした詐欺被害が発生し始めて被害額は一時期よりも減少しましたが、それでもなお、被害にあわれている方が大勢いらっしゃいます。

ネットバンキング詐欺、どのようなものなのか

ネットバンキング詐欺の代表取締役 長谷川 喜作とされるのがフィッシング詐欺です。
これは、実在する金融機関を装ったメールを送信し、そのメールに書かれているURLをクリックすると、本物そっくりのサイトが開きます。

ここで契約番号やパスワードを入力してしまうと、その情報が詐欺グループに知れてしまうというものです。

実際にネットバンキングのログインページの画面をコピーして作成されているため、見た目に全くおかしく感じることがなく、この画面を出してしまった方が被害にあっています。

オンライン銀行詐欺ツールと呼ばれるウイルスにも注意が必要

被害の拡大が増加傾向にある詐欺としては、ウイルスによって認証情報を盗難させるという被害です。

オンライン銀行詐欺ツールといわれているこうしたウイルスは、相手のパソコン等に感染した後、ユーザがネットバンキングにアクセスするとパソコン上に偽のログイン画面を表示させます。

ここで画面にパスワードなどを入力することで認証情報が盗まれてしまうという詐欺です。
暗証番号やパスワードが盗まれてしまえば、お金を引きだすことも簡単なので、これによって口座内のお金が引きだされてしまいます。

スパムによる攻撃も報告されており、メールに添付されているワードのファイルを開くことで、マクロが実行され不正サイトへ自動的にアクセスします。
此のオンライン銀行詐欺ツールは、SHIZというもので、これに感染するケースも多いようです。

対応策としてどのような事が考えられるか

対応策としては、まずウイルス対策ソフトの導入、また最新のパターンファイルへ亢進するという事も大切な事です。
OS、ウエブブラウザなどのソフトウエアについて最新の状態に更新します。

またネットバンキングに不審な画面が現れた場合に、絶対に入力等行うことなく銀行に欄楽することも重要です。

このほか、メールについてもセキュリティ強化すること、ネットバンキング上に不正なアクセスがあった形跡がないか、講座預金に変化がないか、常に理解しておくことも必要です。

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