中古着物のニーズの拡大

最近では中古の着物へのニーズが高まっています。
日本の文化を大切にしようという思想が広がっていること、これから行われるオリンピックに向けて外国人への販売をすることなどが理由です。

そこで、着物の買取での詐欺が急増しています。
自宅にあるけれども着ていない着物を狙って高齢者の自宅を訪問し、買取を名目にした詐欺が横行しているのです。
着物の買取査定は人気があり利用者も多いですから詐欺に遭わないためにもその手口を知っておきましょう。

着物の買取査定で行われる詐欺とは

着物の買取査定というのは店舗での査定だけでなく、宅配での買取、自宅への訪問での買取というものがあります。
自宅で対応してもらえるため、人気があるのが訪問買取です。
しかし、この訪問買取で詐欺が増えています。

具体的な手口としては、着物の買取をするということで訪問をしておきながら、実際には着物を見ることもなく貴金属を売って欲しいということをしつこく言われるというものです。
利用者が貴金属を何か売ってくれるまでずっと要求をしてきてあまりにしつこいので手持ちの貴金属を出してしまい、格安で買い取られるということが起こっています。

貴金属の押し買いといわれるもので、こういった詐欺をする人たちの多くは不用品買取の業者として突然電話営業をかけてきたり飛び込み営業をしてきたりすることも多いです。
自分が問い合わせてきてくれた業者でなく、突然営業できた人たちの場合にはすぐに家に上げず日を改めてきて欲しいという旨を伝えるようにしましょう。

着物買取詐欺の特徴

着物買取のためにくる悪徳業者はいくつかの特徴があります。
これを悪徳業者を知っておくとみ破りやすいです。

たとえば、特にわかりやすいのが着物の査定で必要となる古物商許可証を持っているか確認するとすぐに安心して任せられる業者であるかどうかがわかります。
古物商許可証を持っていない人は着物の買取査定ができないので詐欺であると考えて問題ありません。

また、業者の名前を知らない、訪問された際に訪問の目的を明確にしてくれないという業者も怪しんで対応するようにします。
話をしていて不振に感じたらその場でやり取りをせず後日に改めてもらい、業者の名前や担当者の名前をインターネットで調べてみるようにしましょう。

インターネットではたくさんの情報が書かれています。
そのため、調べてみると同じような営業を受けている人の意見が見つかることが多いです。
そういった意見を参考にすると本当に安心して任せられる業者なのか、詐欺なのかが明確になるので対応の仕方がわかりますし、詐欺に巻き込まれる可能性をおさえることができます。

Tags:
About Author: 悪徳業者対策ラボ.net