新しいタイプの詐欺、ワンクリック詐欺

新しいタイプの詐欺としてワンクリック詐欺というものがあります。
日々色々な詐欺が増えている中で、これはスマートフォンの普及に伴って増えているタイプのものです。

落ち着いて考えれば詐欺の手口としてもあまり難しくなくおかしいと気付けるのですが、気が動転して詐欺に巻き込まれてしまうということがあるのです。
そこで、ここでは冷静に対処できるようにワンクリック詐欺の手口とその対策を紹介していきます。
万が一の時のために知識として頭の片隅に入れて起きましょう。

アダルトサイトに多いワンクリック詐欺

ワンクリック詐欺とは、インターネットを通じて行われる詐欺のことです。
スマートフォンの普及により、スマートフォンでの被害が増えています。
パソコンやスマートフォンの操作中にいきなり身に覚えのない高額な請求画面が出てくるのがこの典型例の詐欺内容です。
購入した覚えがないものであり、なおかつ百万円などという金額が請求されるために、思わず焦って対処法を誤るケースが多くあります。

もともと、購入していない商品であるために支払い義務はありません。
冷静になればわかるものの、金額があまりにも高額であるために思わず問い合わせをしてキャンセル料を支払ってしまったり問い合わせをしたことで個人情報を提供してしまい悪用されたりという被害が起きます。

特に、このような詐欺が多いのがアダルトサイトを閲覧している時であることも被害が多い要因です。
違法な無料動画を視聴しようとした際に「動画サイトに登録がすみました」とか「動画の購入ありがとうございます」といった文面が出てくるために、思わず誤って購入したと錯覚するのです。

特に、最近ではインターネット技術やパソコン技術、スマートフォンでの写真加工技術が進化していて細工が巧妙です。
中にはワンクリック詐欺の画面が出てきたときに、スマートフォンのシャッター音がなって「証拠写真を抑えています」というような文面が出てきて恐怖心を煽るものもあります。
もちろんそんな技術は現代のスマートフォンにはないので安心しましょう。

家族に動画を購入したことがばれたくないと思うと思わず、慌てて解約手続きをしようと電話やメールでの問い合わせをして違約金を払ってしまう人が多いのです。
また、後から詐欺だと気付いても、自分にも後ろめたさがあるために消費生活センターや警察に被害を届ける人がほとんどいません。
違約金は払っても数万円であるために泣き寝入りするケースが多いのです。

もちろん、これは購入していないサービスに支払っているので詐欺師に支払ったものは返還請求ができます。
被害者を増やさないためにも、勇気を持って相談するようにしましょう。

このようなワンクリック詐欺の画面が出てきても無視をすることが重要です。
あくまでも、出てくる警告画面はインターネットサイトの一つのページであって、実際の購入画面とは異なります。
出てきたからといって焦るのではなく、身に覚えのないものは買ってないと自分に自信を持って無視しましょう。

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