令和の闇金手口

闇金業者は貸付業を営むにあたって正規の登録をすることなく営業をしています。
そのため法律を無視した違法な利息を請求してくるのが手口です。

さらに本人への脅迫をしたり会社や自宅への嫌がらせをしたりすることで無茶苦茶な取り立てを行ってきます。
しかし最近では手口を変えて新しいタイプの闇金が増えているため対策が必要です。

一昔前まではお金を借りるためには闇金業者の事務所に足を運ぶ必要がありました。
しかし令和の闇金業者は事務所の住所を明かすことがありません。
基本的には電話やLINEを使ってやり取りを進めていきます。

闇金業者もインターネットの知識を得ており最近では消費者金融のように見せかけて闇金が広告を打ち出しているケースが多いです。
一見消費者金融のように法に則って貸金業者をしているように見せかけているため多くの人が騙されてしまいます。

他にも増えてきたのがネット掲示板やSNSを利用した個人間での融資を行うケースです。
インターネットや電話でやり取りをすることにより闇金業者と利用者は顔を合わせる必要がありません。
顔を合わせないことは利用者の恐怖心を取り除き利用させやすくするとともに闇金業者の顔が割れなくなること、警察が特定しにくくすることを狙いとしています。

令和の主流は090闇金

令和の闇金は090闇金といわれるものがほとんどです。
これは店舗を構えていない闇金業者を指します。

身元の分からない携帯電話と銀行口座のみで営業をしているのでどこに業者がいるのか特定することができません。
第三者の銀行口座と携帯電話を利用しており定期的に名義も使い捨てをしているので足が着きにくいです。

ソフト闇金も闇金と同じ

令和になって目立つようになったのがソフト闇金というという業者です。
名前にソフトとついていることで金利が抑えられていたり取り立てが怖くなかったりするイメージがあります。

しかし闇金なので特別何か緩和されているというものではありません。
名前から他の闇金からお金を借りるのは怖いけどソフト闇金なら大丈夫そうと思われがちですが、これは闇金業者の手法なので騙されないようにしましょう。
ソフト闇金の実態は一般的な闇金業者と特に違いはないです。

事業者を狙ったファクタリング

ファクタリング業者というのはある会社が他の会社に支払うことになっている売掛金を買い取って売掛金から手数料を除いた金額を振り込むという資金繰りサービスの業者です。
このファクタリングを利用して事業者を狙った闇金業者が増えています。

ファクタリングを装った業者は法外な手数料を請求したり取引先との信用問題にかかわるようなことを利用して脅してきたりするため多くの会社は自社を守るために言いなりになってしまうのです。
ファクタリング業者が安心して利用できる業者であるか見極めて利用するようにしましょう。

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