不用品、ごみの収集に来てくれる業者は便利？でもちょっと待って！
不用品や大物のごみがあるときに、不用品回収業者がやってくるとああ、ちょうどよかったと、すぐに回収してもらう方がいますが、こうした廃品回収業者のことで、国民生活センターに寄せられる苦情がとても多くなっているといいます。
どういうトラブルが起きているのか、また悪質な廃品回収業者とはどういう業者なのか、しっかりと理解し、被害にあわないようにしていきましょう。
追加料金を請求されるトラブル
廃品回収業者に依頼する時、一般的には費用が運搬、運びだし、回収などの費用が掛かります。
でも無料、また相場よりかなり低い金額で処分してくれるところもあります。
こうした業者の場合、廃品回収に来た当日にいきなり説明していなかった回収料金を請求して来たり、肺金を回収して積み込んでから、追加料金を請求するなどかなり悪質な業者です。
廃品回収で持っていった荷物が不法投棄された
個人や所在が不明な業者というのも、廃品回収業者には多いもので、こうした住所等がはっきりしていない業者の場合、廃品回収後、不法投棄してそれがトラブルになったという事例もあります。
不法投棄は各地域で問題になっていて、5年以下の懲役、また1000万以下の罰金などが科せられる重い罪です。
廃品回収業者が不法投棄しただけということでも、住所がわからない、名前も不明という場合、証明するものが何もないので、結局、依頼した人に容疑がかかります。
悪質な廃品回収業者が行ったことだと説明しても、証明できるものが無ければどうにもならず、裁判に行くなどの必要性がでてくることもあります。
最近多い強引な買取トラブル
廃品回収業者を利用するのは、近頃、高齢な方が多くなっています。
この時、自宅に来て回収してもらうわけですが、回収してもらう予定ではないものまで、強引に買取しようとするトラブルが起きています。
廃品回収業者は価値あるモノがあると、それを買取して転売し、利益を出そうと考えるのです。
高齢者は特に狙われて、しつこく時には脅すようなイメージで買取を強制することもあります。
また廃品回収業者がやってきて荷物を運んでいる隙に、依頼主の自宅のモノを盗むという業者もいます。
金品、装飾品がとられていても高齢な方は気が付きにくいようで、後から気が付くということも多いトラブルです。
トラブルを起こすのでは？と思う業者とは？
廃品回収業者の中には良心的に一生懸命業務を行っている人が大勢います。
でも一部にこうしたトラブルを起こす業者もいるのです。
環境省、自治体が問題視し、何か解決策を練らなくてはならないと思うところまで問題が大きくなってきています。
料金が安すぎたり、無料、料金設定が不明瞭、古物商許可証の提示がないという業者は依頼しない歩がいいと思います。
