金融業者との取引は慎重に

悪質な業者で最も問題になるのが金融です。
金融業界自体が、お金を取引するところなので、例え大手であっても注意が必要なことは確かですし、トラブルの元になりかねません。
金融業者は、お金を貸すことを仕事としています。

タダで貸しては、業者として利益が得られませんので、一定の利子を設定して、それを対価として、消費者にお金を貸しています。
悪質な業者の場合、この利子が法外な金額となります。
それなりの金融業者の場合、消費者はお金を貸してもらう際、身元、職場、親族などを知らせる必要があり、これは本人が返済できなくなっても他の手段で返済してもらうための手段なのですが、悪質業者の場合、これらの情報が不要で即日お金が借りれるというシステムです。

手口

手口として多いのは、簡単に借りれるということをうたい文句にしていたり、最初の数日は利子ゼロなど。
お金を借りるときの手続きって面倒ですよね、そして今貸して欲しい。
というそんな心理をついてくるわけです。
そんな時に即日キャッシュで借りれると分かれば、借りたくもなります。

また、借りる予定が特にない時にでも、勧誘されることがあります。
どこからか個人情報が漏れているので、業者は入手した個人情報を元に手当り次第電話をかけて、誘いこみます。
この第一報の電話をするのは女性であることが多いです。
お金の話になってしまうので、女性の方が安心できるその心理を使っています。

勧誘方法

ひと昔前は、ダイレクトメールや電話が主流でした。
郵便の場合には、住所が分からなくても無作為にポストへ投函ができますので、手軽です。
電話は、個人情報どこからか漏れたのでしょう。
名簿などを利用して、そこへ直接電話をかけます。

電話の場合は、1対1で会話ができますので、誘い込むにはやりやすい方法です。
最近では、メールでの勧誘が増えています。
個人情報がシビアになっている昨今ですが、電話番号よりもメールはわりと広範囲に漏れやすいため、送り易いのです。

メールの場合には、何度も送ることができますし、1つヒットすればいいという気持ちもあります。
コストもかからないので、業者とては使用しがいのある方法です。

対策

違法ギリギリのラインでせめてきますので、過払いについて弁護士に相談するのはおすすめできません。
少額の場合には、相談料の方がかえって高くつくなんてことも考えられますので、まずは1日も早く返すことに専念しましょう。

そしてできるだけ、即日借りないとダメな状況にならないように、日頃からお金の管理をしっかりと、シビアに考えていきましょう。
目的があって借りる場合には、オフィシャルな業者に少々手間でもきちんとした手続きをして借りましょう。

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