新しいタイプの闇金が登場
詐欺が常に新たな手法が出てくるのと同じく闇金も様々な営業形態をとっています。
その中の一つがソフト闇金です。
貸金業法が改正されたことで闇金は営業が難しくなってきています。
その中でもインターネットを駆使して新たに行われるようになった手法がソフト闇金です。
ソフト闇金とは
ソフト闇金というのは名前を見ると他の闇金業者よりも取り立てが優しかったり金利が少なかったりする印象を受けます。
しかし実態は全く違い一般的な闇金と違いはありません。
警察からの取り締まりを逃れるために従来の闇金業者よりは若干ソフトな面もあります。
ソフト闇金が対象としちるのは一般的な闇金と同じです。
消費者金融ではお金を借り入れるのが難しい総量規制を超えている人や専業主婦、自己破産をした人などをターゲットにしています。
ソフト闇金はキャッチコピーとして「親身になります」「取り立てをしません」などと書かれているため良心的だと思われがちですがそのようなことはありません。
利息は闇金なので法外ですし返済が滞るようなことがあれば一般的な闇金と同じように取り立てを行ってきます。
返済ができなくなるとどうなるか
ソフト闇金でも一定期間返済ができない状態が続くと取り立てが行われます。
本人に連絡をしても解決しない場合には家族に連絡が入るようになることも多いです。
無視をすれば一日に何度も電話がかかるようになったり場合によっては自宅や会社まで取り立てに来たりするということもあります。
またソフト闇金業者には縦のつながりがあるので返済が難しくなると他のソフト闇金業者に個人情報を横流しされるというケースも多いです。
個人情報を売られるだけでなく買った闇金業者がお金を貸し付けてさらに借金を増やしていきます。
闇金から借りたお金は返済しなくていい
ソフト闇金から借りたお金は法律的には返済する必要がありません。
闇金業者は貸金業法違反の営業をしていますし貸金業者としての登録を行っていないです。
そのため闇金業者との契約は違法なものであるため返済をしなくてよいとされています。
もしも返済をしてしまった場合には返済したものを取り戻す権利もありますが個人での請求はほとんど応じてもらえません。
そこで返済を要求する場合には警察に相談をしたり専門的な知識のある弁護士に相談をしたりすることが望ましいです。
最近では闇金業者も手口が複雑になっており警察や弁護士もなかなか相手を特定できないケースもあります。
闇金は借りる時には優しいですし親身になってくれますが取り立てはひどいですし利息も法外です。
手を出すと後悔することばかりですから闇金業者からお金を借りるようなことはやめましょう。