幅広い世代で被害の広がる情報商材詐欺

若い人から中高年まで幅広い世代に被害者が出ている詐欺に情報商材詐欺があります。
自分は詐欺に引っかからない、と思っている人でも、新しいタイプの詐欺であるため意外と被害に遭う可能性があるものです。

自分が被害に遭わないためにも、まったく関係ないと思わず、どのような手法が使われるのか知っておきましょう。
詐欺の手法を知っておくだけでも警戒することができ、トラブルに巻き込まれることを回避できます。

情報商材詐欺はどのようにして行われるか

情報商材詐欺の多くは「この手法を使えばお金持ちになれる」「わたしと同じことをすれば借金をなくすことができる」といった誘い文句でコンサルティングに招待をしてきます。
コンサルティングに参加するだけであれば、基本的に詐欺には該当しません。

そのため被害に気付きにくかったり、後から被害に遭ったお金を返してもらおうとしても返金してもらえなかったり、といったトラブルが起きやすいです。
返金されず借金だけが残るということも少なくないので、お金を支払う前に十分警戒し、怪しいと思ったらすぐに購入はやめるようにしましょう。

情報商材は教材販売がメイン

基本的にはオンラインレッスンやテキスト配布など、高額な教材を販売して詐欺師たちはお金をだまし取ります。
もちろん、中には実際に同じことをして多くのお金を得ている人もいますが、誰もが同じ手法をとって儲けが出るというものではありません。

そのため「教材を購入したのに全く儲からない」とか「初期投資のお金が全く回収できない」といったことで詐欺被害を訴える人が出てくるのです。
教材購入以外にも、必要経費ということで様々な道具もセット販売されることがあり、初期投資に大掛かりなお金が掛かる場合には怪しいと考えた方がいいでしょう。

情報商材詐欺か怪しいと思ったら

情報商材屋の多くは自分たちが販売している教材を基にビジネスをすると大成功するということを大々的にアピールしてきます。
ブログ運営や、資産運用、鍋や化粧品の販売といったマルチ商法など、取り組んでいるビジネスは様々です。

どれにおいても言えますが、成功者というアピールをすごくしてくる場合には怪しいと感じるようにしましょう。
例えば、高級外車に乗っているとか、都内の一等地のマンションに住んでいるとか、ビジネスと直接関係のないことでのアピールには注意が必要です。
本当にそのビジネスで成功してそれらの資産を所有しているかもわからないですし、中には借金をしているケースもあります。

もしも本当にビジネスで成功していれば、ビジネスをしている人たちは情報商材を販売する必要はありません。
わざわざ売ることによって利益を得ようとしている段階で怪しいと考えるようにしましょう。

また、情報商材屋の多くは期間限定で安く販売したり、期間限定販売と歌ったり、期限を設けがちです。
こういった早めに決めないと購入できないという煽りをしてくる場合には怪しいと考え、インターネットで調べて本当に安全な教材なのか確認するようにしましょう。

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