特殊清掃会社の仕事

普通の清掃会社と違い、特殊清掃を専門に行える業者が存在します。
これは、自宅で孤独死された方のお宅を訪問して、その後の清掃をする会社です。

普通の部屋やオフィスの清掃と違い、使用者がいないので、遺品の整理や、遅れて発見してしまった場合に付く臭いを除去して、綺麗に返す必要があります。
一般的な清掃会社は、このような場合の清掃を断ってしまう可能性があるので、特殊清掃が必要なのです。

悪質な場合

その1、料金表にカラクリありです。
部屋数なのか区画、サイズなのか、面積なのか書き方は様々です。
この単位をしっかり見ないと、実際の頼んだ時に、追加料金が発生して莫大な金額を請求されてしまいます。

その2、激安を売りにしている。
1部屋○○円と激安を売りにしている場合、実際の掃除が適当で、臭いまで落とせていない、普通の掃除をしただけというケースがあります。
一番ネックなのが臭いです。
この臭いを市販の安い消臭剤で済ませてしまうと、一時的に消せても後から出てきてしまいます。
専用の消臭剤を使わなけれないけないので、本来の特殊清掃には時間やお金がかかってしかるべきです。
それがやたら滅多に安いとなると疑った方がいいですね。

その3、遺品整理に高額を要求。
遺品整理の値段はあってないようなものであり、よくを言うと、身内でもできることです。
なんの技術も要らないはずの遺品整理に高額を請求してくるのは明らかにおかしいですね。

その4、リフォームをやたらに勧めてくる。
特殊清掃とはいえ、その家のリフォームを勧めてくるのはおかしな話です。
痕跡があると思い出す、気味が悪い、除霊が必要などと、言ってきてリフォームを勧めてきたら疑いましょう。
こちらから相談するのは良いですが、業者はあくまでも特殊清掃が仕事ですので、それ以上のことはできないはずです。

相場を知っておく

特殊清掃料金はあまり聞かないですし、物と交換するわけではないので、定価はあってないようなものとも言われますが、相場は存在します。
6万円~50万円です。
それでは、どうしてこんなに幅があるのでしょうか。
それは死亡後の発見までの経過日数や、清掃が必要部屋数、部屋の広さなどが加わるからです。

選ぶ時の基準

基準は知っておいて損はないですので、見ておきましょう。
まず価格です。
あまりに安い業者は悪質の可能性があるので避けましょう。
次に、死臭消臭の費用対効果をしっかり見ましょう。

特殊清掃で必要なのでは、腐敗などの臭いを消すことです。
ここを疎かにすると清掃の意味がありません。

そして即日対応してくれるかどうかです。特殊清掃は早ければ早いにこしたことはありません。
むしろ早く消臭することが必要です。
最初に1つに絞らず複数社の見積もりをすることで相場が見えてきます。

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