ペットの葬儀に際しても注意を

自分が大切にしてきて家族のように扱ってきたペットが死を迎えてしまうのは悲しいものです。
最近はそのようなペットの死のあとに、きちんと葬儀をして、お墓に入れてあげる飼い主が増えています。
ペットを自分の家族だととらえるならば、当然の結果として、葬儀やお墓の利用を検討することになるでしょう。

ペット葬儀社は増えているのですが、その中には悪質なサービスを提供している業者も少なくありません。
このような現在進行形で注目されているサービスに目をつけて悪巧みを働こうとする方はどのような時代にもいるのです。
全国各地に2,000軒近くものペット葬儀社や動物供養を行う寺があるとされています。

これほど数が増えてしまうと、どうしてもその中には悪徳業者が混じってしまうのです。
たとえば法外な料金を請求してきたり、まともに動物供養を行わない業者がいます。
そのような悪徳業者を排除しようする運動も行われているのですが、まだまだ上手くいっていないのが現状です。

これからペット葬儀社を利用しようと考えている方は、悪徳業者と関わってしまう可能性があることをきちんと考えておきましょう。

悪質なペット葬儀社の手口

ペット葬儀社による悪質な犯罪行為についてはニュースで話題となったことがあり、注目している方も多いでしょう。
たとえば、別の骨を愛犬の骨として飼い主に渡したという事件がありました。
山の中に犬や猫の死骸を捨ててそのまま放置したという悲しい事件もあります。

金を浮かすために適切な処理をせずに不法投棄をした結果なのです。
火葬代金としてお金を受け取ったあとに、ペットの死骸を火葬せずに不法投棄しているのです。
この事件の場合は、1匹あたり8千円から6万円程度の料金を取っていたとされています。

24時間対応していて、ペットが亡くなったときにはすぐに駆けつけると宣伝していたようです。
安さと素早さを売りにしていたのですが、それが実現できたのはまともな作業をしていなかったからなのです。
念仏をテープで流して、サービスとして戒名もつけましょうと笑顔で感じの良い雰囲気を出していたようです。

一見、人の良さそうなスタッフが担当しているからといって、それに騙されてはいけないのです。
最近はペットブームとなっていてペットを飼う人の数が増えているため、そこにつけこんでいる悪徳業者が増えているという実態があります。
業者の顔色をうかがいながら料金を決めるという七五三方式と呼ばれる商法があるようです。

たとえば、悲しみに暮れて大泣きしている飼い主には7万円まで料金をつり上げて、割りきった表情をしている方には3万円の料金を提示します。
このようにお金をたくさん騙し取れると判断したら、法外な料金をつきつけるのも、悪質業者の特徴となっています。

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