学生が狙われている?悪質訪問販売とは

アパート、マンションなど単身者用の住まいに訪れて室内に上がりこんで、通常よりも高い金額で換気扇のフィルターを販売していたことで逮捕者が出ています。
マンションの管理会社から依頼されたと嘘をついて契約させるのですが、必要書類を交付しません。

偽名を使いありもしない会社の住所をでっちあげ、安い品物また設置費用などを通常の数倍の金額で売り付けます。
管理人がいない単身者用のマンション棟が狙われることが多く、大家さんに依頼されているとか管理会社から依頼されているといいドアを開けさせます。

悪徳訪問販売に引っかからないために

まずこうした見も知らずの人が訪れてきたとき、すぐにドアを開けずドアホンで内容を確認する、ドア越しにお話しするようにします。
通常、マンションなどの集合住宅の管理会社や大家さんがこうしたことを依頼している場合、前もってこういう業者が取替に回るので・・・と話があるはずです。

おかしいと思った場合には契約しない、不審と思ったら警察や消費生活総合センターなどに即連絡します。
しつこく居座って脅迫まがいの言葉を発するようなら即、110番して構いません。

学生さんは初めての一人暮らしという方が多いので、どうしてもこうした詐欺に引っかかる事が多いです。
換気扇の取替やガスコンロの調子を確認するなど、言葉巧みにやってきます。

大家さんや不動産会社、管理している所から連絡がなかったという場合、連絡がきていないからと断ってみて、それでもしつこく順番に回っているので、困るんですよ等言ってきたら、「今管理会社の方に連絡して確認してみますのでお待ちください」と毅然とした態度をとります。

通常、こうした行動をとるとすっと逃げていくと思いますが、それでもしつこく担当の人が違うから連絡してもわからないかもしれないなどと居座るようなら、警察に連絡しますと電話をします。

悪質な業者の場合はこうした行動に出れば必ず逃げ帰っていくと思います。
ただこうした被害が近隣で横行することも少なくないので、その時警察にいわなくても、後で大家さんや管理会社の方にこういう怪しい人が来たという事を伝えておくことも必要な事です。

高齢者を狙う場合も多い

こうしたことにあまり詳しくない高齢者の住まいに訪れることもあります。
高齢の方の場合、大家さんに話を聞いていなくてもそういうものか?と上げてしまう事があります。

またいい物だからとしつこく、また少し強めに言われると特に高齢の女性などは怖くなって高い商品を売りつけられることもあります。
前もって、こういう被害があるようだから、知らない人は家にあげない、怖いと思ったらすぐに警察に連絡していいんだよと知らせておく方がいいでしょう。

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